中小企業診断士企業経営理論過去問 令和元年
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問題文正答率:50.00%
第1問 多角化して複数の事業を営む企業の企業ドメインと事業ドメインの決定に関する記述として、最も適切なものはどれか。
解説・コメント
企業ドメイン=そもそも何をやる企業なのか、展開する事業の範囲、事業ポートフォリオ。
事業ドメイン=個別事業の範囲、誰に、何を、どうやって提供するか。
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問題文正答率:50.00%
第2問 プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント(PPM)に関する記述として、最も適切なものはどれか。
解説・コメント
- 問題児=市場成長率は高いがシェアは低い。投資すれば花形に化ける可能性がある。
- 花形=シェアも市場成長率も高い。資金流入は多いが広告費などが嵩み資金流出も多い。
- 金のなる木=シェアは高いが市場成長率は低い。大きな追加投資を必要としないので多くのキャッシュを生む。
- 負け犬=市場成長率もシェアも低い。
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問題文正答率:50.00%
第3問 次の文中の空欄A~Dに入る用語の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
アンゾフは、環境変化が激しく、企業が決定すべき選択肢の評価基準も与えられていない高度に不確実な状況を、Aという概念で捉え、Aの状況下において、企業が取り組むべき問題を確定させ、その問題解決の方向性を探求することを経営戦略論の固有の課題と示した。
その上で、企業が行っている意思決定を、B的意思決定、C的意思決定、そしてD的意思決定に分類した。B的意思決定は、現行の業務の収益性の最大化を目的とするもの、C的意思決定は、最大の業績が生み出せるように企業の資源を組織化するもの、D的意思決定は、将来どのような業種に進出すべきかなどに関するものである。
〔解答群〕
解説・コメント
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問題文正答率:50.00%
第4問 G.ハメルとC.K.プラハラードによるコア・コンピタンスに関する記述として、最も適切なものはどれか。
解説・コメント
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問題文正答率:50.00%
第5問 戦略的提携に関する記述として、最も適切なものはどれか。
解説・コメント
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問題文正答率:50.00%
第6問 「業界の構造分析」の枠組みに基づいて想定される、既存企業間での対抗度に関する予測として、最も適切なものはどれか。
解説・コメント
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問題文正答率:50.00%
第7問 経験効果や規模の経済に関する記述として、最も適切なものはどれか。
解説・コメント
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問題文正答率:50.00%
第8問 次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。
コンピュータのソフトウェアやコンテンツなどのデジタル化された情報財は、製品開発費などの固定費が占める比率がAく、製品1単位を追加的に生産するためにかかる費用がBい傾向があるという特性を有している。
こうした情報財の特性は、製品市場での競争状況や、その状況に基づく競争戦略に影響を与える。特に重要なのは、複数の企業が同様の情報財を供給して、コモディティ化が生じる場合、たとえ当該市場が成長段階にあったとしても、企業間での競争が激化して、最終的にはCの水準まで価格が低下してしまう点にある。
そのために、デジタル化された情報財では、その特性を勘案した競争戦略によって、コストリーダーシップや製品差別化を実現することで、コモディティ化に伴う熾烈な価格競争を回避すべきだとされる。例えば、パソコンのオペレーティング・システム(OS)の場合、支配的な地位を確立した企業は、ユーザー数の多さが当該製品の便益の増大につながるDなどを背景として、持続的な競争優位を獲得してきた。
(設問1)
文中の空欄A~Cに入る語句の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。
(設問2)
文中の空欄Dに入る語句として、最も適切なものはどれか。
解説・コメント
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問題文正答率:50.00%
第9問 新製品や新サービスを受け入れる市場が一様ではなく、いくつかの異なったグループによって構成されているとする考え方に、市場をマニア・マーケットと大衆マーケットとに分けて市場の顧客層の質的な違いに着目するキャズム(Chasm:市場の断層)の理論がある。
キャズムの理論に関する記述として、最も適切なものはどれか。
解説・コメント
キャズムの理論では、製品・サービスの受容過程をイノベーター、アーリー・アドプター、アーリー・マジョリティ、レイト・マジョリティ、ラガードに分けて考えた上で、アーリー・アドプターとアーリー・マジョリティの間に深い溝(キャズム)があるとしています。
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問題文正答率:50.00%
第10問 社内ベンチャーに関する記述として、最も適切なものはどれか。
解説・コメント
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問題文正答率:50.00%
第11問 製品アーキテクチャは、製品を構成する個々の部品や要素の間のつなぎ方や製品としてのまとめ方であり、部品(要素)間の相互依存性の程度によって、インテグラル型とモジュラー型の2つに分類される。
「a 乗用車」、「b 大型旅客機」、「c デスクトップパソコン」、「d 業務用複合機(コピー機)」の4つの領域において、現在の市場で主に取引されている製品を想定した場合、それぞれインテグラル型、モジュラー型のいずれに該当するか。下記の解答群から、最も適切なものの組み合わせを選べ。
〔解答群〕
解説・コメント
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問題文正答率:50.00%
第12問 S.G.ブランクが構築した「顧客開発」モデルは、顧客ニーズの把握が不十分、かつ顧客の特定化が困難な場合に、仮説の検証を素早く繰り返すことによって、学習を通して、新しいビジネスの成功率を高めようとするモデルであり、それを発展させたものが、E.リースによって提唱された「リーン・スタートアップ」モデルである。
「リーン・スタートアップ」に関する記述として、最も適切なものはどれか。
解説・コメント
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問題文正答率:50.00%
第13問 情報処理モデルに従って組織構造をデザインする際には、情報処理の必要性が不確実性(uncertainty)の除去に関わるものなのか、多義性(equivocality)の除去に関わるものなのかによって、必要となるコミュニケーションメディアのリッチネスや調整メカニズムが異なる。
情報処理の必要性とコミュニケーションメディアのリッチネス、調整メカニズムに関する記述として、最も適切なものはどれか。
解説・コメント
ここでいう不確実性は、情報量が不足していること、多義性は一つの事柄が文脈により様々に解釈されることです。
不確実性を減らすには情報の収集、多義性を減らすにはリッチな(双方向性があり意図が伝わりやすい)コミュニケーションメディアの活用が有効とされています。
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問題文正答率:50.00%
第14問 組織学習は、一般に低次学習と高次学習に分けて考えることができる。組織学習に関する記述として、最も適切なものはどれか。
解説・コメント
低次学習(シングルループ学習)=既存の枠組みの中での漸進的な学習。
高次学習(ダブルループ学習)=既存の枠組みを超え、組織全体に影響を与えるような学習。
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問題文正答率:50.00%
第15問 コンフリクトは、意思決定の標準メカニズムの機能不全を意味する。組織における部門間コンフリクトの原因、それへの対応に関する記述として、最も適切なものはどれか。
解説・コメント
https://ja.mondder.com/fq?id=151🔗
問題文正答率:50.00%
第16問 E.ロックやG.レイサムらにより体系化された目標設定理論において指摘されている、組織メンバーの努力や成果を引き出す目標の特徴として、最も適切なものはどれか。
解説・コメント
目標設定理論では、
- 困難な目標
- 明確な目標
- フィードバック
が高いパフォーマンスにつながるとされています。
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問題文正答率:50.00%
第17問 状況に即したリーダーシップに関する記述として、最も適切なものはどれか。
解説・コメント
https://ja.mondder.com/fq?id=153🔗
問題文正答率:50.00%
第18問 パーソナリティについてのモデルの1つに「ビッグファイブ」がある。ビッグファイブによると、個人のパーソナリティの多様性は、次の5つの特性の強度によって説明される。
- ⑴ 外向性(extroversion:社交的、話好きなど)
- ⑵ 神経症傾向(neuroticism:心配性、傷つきやすいなど)
- ⑶ 開放性(openness:想像力が豊か、好奇心が強いなど)
- ⑷ 調和性(agreeableness:協力的、温和など)
- ⑸ 誠実性(conscientiousness:計画的、責任感が強いなど)
ビッグファイブに関する以下の文章の空欄A~Cに入る用語の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
ビッグファイブを構成する5つのパーソナリティ特性は、職務満足や職務の成果に影響する。A以外の4つの特性は、職務満足と有意な関係がある。例えば、「神経症傾向」が強い人ほど、職務満足が低くなる傾向にある。一方、全ての職務の成果と正の相関を持つのは、Bである。管理職や営業職のように、良好な対人関係の構築や維持が重要な職務においては、Cが高い人ほど職務の成果が高くなる。
〔解答群〕
解説・コメント
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問題文正答率:50.00%
第19問 現代の企業は、規模の大小にかかわりなく、さまざまなステイクホルダーの社会的ネットワークの中に埋め込まれている。企業は利害の異なるこうしたステイクホルダーから正当性を獲得するために、ステイクホルダーと協調戦略を採る場合がある。
以下のa~dの行動について、こうした協調戦略に関する記述の正誤の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
- 企業とステイクホルダーとの間の資源交換をめぐって協定を締結すること。
- ステイクホルダーの代表を、企業の一員として政策決定機関に参加させること。
- 組織間の共通目標を達成するために、複数の組織が資源やリスクを共有しながら、共同事業を行うこと。
- 特定の目標を達成するために、複数の組織間で、公式の調整機関を設置すること。
〔解答群〕
解説・コメント
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問題文正答率:50.00%
第20問 次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。
メーカーA社では、経営陣が「次世代の主力製品」と鳴り物入りで導入した製品Xについて、累積損失が膨らんだため、市場から撤退する決定がなされた。実は5年ほど前から、製品Xには深刻な問題があると気づいていた現場管理者が数人いた。生産上のトラブルが続き、そのコストを価格に転嫁すれば競争力を失うことに気づいていたのである。しかしこの情報が、経営陣に伝わるには時間がかかりすぎた。その原因を探求すると、以下のような状況であったことが分かった。
生産現場の管理者たちは、改善運動で成功してきた実績と有能感を持っていた。当初は、改善運動で問題が処理できると考えていたが、マーケティング面の問題がより深刻であることが分かった。そこで彼らは、製品Xのプロジェクトマネジャー(以下、「ミドル」という)に問題の深刻さを伝える報告書を作成した。A社では、こうした報告書には改善提案を付けることが当然視されていたため、時間をかけて詳細なデータを付けた。
しかしこの精緻な報告書は、製品Xの導入決定の際に、トップ主導で行った生産やマーケティングの調査を根底から覆すような内容を含んでいた。そこでミドルは、まず現場管理者たちに、その報告書に記載されたデータが正しいのか詳しく調べるよう指示した。報告書が正しそうだと分かると今度は、経営陣に悲観的な情報を小出しに流し始めた。経営陣からはいつも「説明資料が長すぎる」と叱られていたので、資料のデータを大幅に割愛し、問題の深刻さをオブラートに包み、現場では事態を十分掌握しているように表現していた。そのため経営陣は製品Xについて、引き続き「次世代の主力製品」と熱い期待を語り続け、必要な財務的資源も保証していったのである。
現場の管理者たちは問題点を指摘したにもかかわらず、経営陣は製品Xへの期待を語り、ミドルからは再検討の要請がなされたため混乱した。そのうち彼らは、製品Xに悲観的な資料を作ることを控え、責任はミドルにあると考えるようになった。やがて、納得したわけではなかったが、あまり気に留めることもなくなった。
(設問1)
あなたがコンサルタントとしてA社の問題を分析するとしたら、A社の組織メンバーが持つ行動モデルに当てはまるものはどれか。最も適切なものを選べ。
(設問2)
あなたがコンサルタントとしてA社の組織を変革する際に、その方針や手段として、最も適切なものはどれか。
解説・コメント
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問題文正答率:50.00%
第21問 多くの日本企業で利用されてきた職能資格制度に関する記述として、最も適切なものはどれか。
解説・コメント
職能資格制度⇔職務等級制度。
職能資格制度では人をベースに、職務等級制度では仕事をベースに評価が行われる。
https://ja.mondder.com/fq?id=157🔗
問題文正答率:50.00%
第22問 「働き方改革」の一環として改正された労働基準法の第39条に定められた年次有給休暇に関する記述として、最も適切なものはどれか。
解説・コメント
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問題文正答率:50.00%
第23問 労働安全衛生法に定められた長時間労働に対する医師による面接指導(問診その他の方法により心身の状況を把握し、これに応じて面接により必要な指導を行うこと)に関する記述として、最も不適切なものはどれか。
なお、本問中、事業者は中小事業主とし、労働基準法第41条に規定された管理監督者等の「適用除外者」及び同法第41条の2に規定されたいわゆる高度プロフェッショナル制度の「対象労働者」については考慮に入れないものとする。
解説・コメント
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問題文正答率:50.00%
第24問 労働者の妊娠、出産、育児休業に関する記述として、最も適切なものはどれか。
解説・コメント
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問題文正答率:50.00%
第25問 事業主が公の目的のために賦課徴収される公租公課のうち、法律で「国税徴収の例により徴収する」と規定されている労働保険(労災保険・雇用保険)、社会保険(健康保険、厚生年金保険、介護保険とする)の保険料の納付に関する記述として、最も適切なものはどれか。
なお、本問における社会保険料については健康保険の日雇特例被保険者に関するものを除くものとする。
解説・コメント
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問題文正答率:50.00%
第26問 マーケティングにおける顧客との関係構築に関する記述として、最も適切なものはどれか。
解説・コメント
https://ja.mondder.com/fq?id=162🔗
問題文正答率:50.00%
第27問 市場細分化に関する記述として、最も適切なものはどれか。
解説・コメント
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問題文正答率:50.00%
第28問 製品ライフサイクルの各段階に対応したマーケティングに関する記述として、最も適切なものはどれか。
解説・コメント
https://ja.mondder.com/fq?id=164🔗
問題文正答率:50.00%
第29問 BtoBマーケティングに関する記述として、最も適切なものはどれか。
解説・コメント
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問題文正答率:50.00%
第30問 次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。
マスメディアとさまざまなプロモーショナル・メディアを組み合わせたコミュニケーションを前提としてきた伝統的なマーケティングから、近年急速に①デジタル・マーケティングへのシフトが進んでいる。このシフトは、②消費者同士の情報交換がソーシャルメディアなどを介して盛んに行われるようになっていることに対応した動きでもある。
(設問1)
文中の下線部①に関する記述として、最も適切なものはどれか。
(設問2)
文中の下線部②に関する記述として、最も適切なものはどれか。
解説・コメント
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問題文正答率:50.00%
第31問 次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。
原油や原材料価格の低下、あるいは革新的技術の普及は、製造ならびに製品提供にかかる変動費を減少させるため、販売価格の引き下げが検討されるが、価格を下げることが需要の拡大につながらないケースもある。企業は、①需要の価格弾力性や交差弾力性を確認したり、②競合他社の動向や顧客の需要を分析、考慮したりして、価格を決定する。
(設問1)
文中の下線部①に関する記述として、最も適切なものはどれか。
(設問2)
文中の下線部②に関する記述として、最も適切なものはどれか。
解説・コメント
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問題文正答率:50.00%
第32問 次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。
製品開発を効果的に行うために、多くの場合、企業担当者は①製品開発プロセスを段階的に管理・実行している。それぞれの段階において、②調査や実験を行い、③それぞれの分析結果に基づき意思決定を繰り返すことで、新製品の成功確率を高めるよう努めている。
(設問1)
文中の下線部①に関する記述として、最も適切なものはどれか。
(設問2)
文中の下線部②の調査や実験におけるデータ収集方法に関する記述として、最も適切なものはどれか。
(設問3)
文中の下線部③の分析方法に関する記述として、最も適切なものはどれか。
解説・コメント
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問題文正答率:50.00%
第33問 次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。サービス財には、①無形性、品質の変動性、不可分性、消滅性、需要の変動性といった特徴がある。②サービス組織やサービス提供者は、これらの特徴を踏まえた対応が求められる。
(設問1)
文中の下線部①に関する記述として、最も適切なものはどれか。
(設問2)
文中の下線部②に関する記述として、最も適切なものはどれか。
解説・コメント
https://ja.mondder.com/fq?id=169🔗
問題文正答率:50.00%
第34問 消費者の情報処理や購買意思決定に影響をもたらす関与に関する記述として、最も適切なものはどれか。
解説・コメント
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